現場マスター

平面距離と基準面上の距離の換算

2点の Y 座標から縮尺係数 s/S を求め、平面距離と基準面上の距離を換算します。

距離の換算

座標系

平面直角座標系の系(Ⅰ系〜ⅩⅨ系)を選びます。成果表の「座標系 9系」は Ⅸ系です。どの系かは、都道府県と地域で決まります(平成十四年国土交通省告示第九号)。

系ごとに座標系原点の緯度が違い、式の R0(原点の平均曲率半径)が変わります。原点の緯度は、Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ系が 33°、Ⅲ・Ⅴ〜Ⅸ系が 36°、Ⅹ系が 40°、ⅩⅠ〜ⅩⅢ系が 44°、ⅩⅣ〜ⅩⅦ・ⅩⅨ系が 26°、ⅩⅧ系が 20° です。

点1の Y 座標

距離の両端の2点の Y 座標(m)を入力します。2点間の縮尺係数 s/S は、2点の Y 座標から求めます(測量作業規程 付録6 計算式集 2.8.2)。X 座標は使いません。

2点の Y 座標が同じなら、s/S はその点の縮尺係数 m と同じ値です。

換算の向き

換算の向き

「平面距離 → 基準面上の距離」は、座標から求めた距離(平面直角座標上の距離 s)を、基準面上の距離 S に直します(S = s ÷ s/S)。

「基準面上の距離 → 平面距離」は、基準面上の距離 S を、座標の計算に使う平面距離 s に直します(s = S × s/S)。

平面距離 s

入力する距離(m)です。基準面上の距離は、楕円体面上の距離です。トータルステーションで測った距離から基準面上の距離を求める計算(標高・高低角・ジオイド高を使う=付録6 2.1.3)は、このアプリでは行いません。

座標系を選び、2点の Y 座標と距離を入力すると、距離を換算します。

計算の内訳