同じ設備・品種・集計期間の時間と数量をそろえて入力する。
時間・サイクルタイム・数量からOEEと各稼働率
負荷時間と停止時間を分で入力する
負荷時間は、生産のために設備を使用する予定の時間。JICAの資料では、操業時間から未負荷・待機・定期保全・朝礼・会議・棚卸などの無効時間を区別している。勤務時間や暦の時間をそのまま分母にせず、対象の設備に負荷をかける時間を集計する。
停止時間は故障・段取り・調整などで停止した時間。負荷時間から停止時間を差し引いたものが、この計算での稼働時間になる。チョコ停は停止時間に含めない。停止がなかった場合も空欄にせず、0を入力する。時間単位の日報なら60を掛け、分に換算してから入力する。
サイクルタイムと数量の対応をそろえる
基準サイクルタイムは、本来の設備能力で1個を加工するための時間。実際サイクルタイムは、実際に加工しているときの1個当たりの時間。速さを個/分で記録している場合は、そのまま秒/個の欄に転記できない。1分の秒数を個/分の値で割り、時間に直す。
一度に複数個を加工する設備では、サイクル全体の時間と個数を混在させない。1個当たりの時間に直し、数量も同じ製品の個数にそろえる。このアプリは1組のサイクルタイムを使うため、基準時間の異なる品種を一括入力する前提ではない。
加工数量には不良数量も含める
加工数量は良品だけの数ではなく、不良品を含む総数。不良数量には廃棄する製品に加え、手直しを必要とした製品も含める。最終的に出荷できた数だけで良品率を計算すると、加工段階で生じた品質のロスを見落とす。全項目で集計の開始・終了時点を合わせる。
結果の先頭に設備総合効率、その下に時間稼働率・性能稼働率・良品率を表示する。「計算の内訳」を開くと、速度稼働率・正味稼働率・稼働時間・良品数量と式を確認できる。
出典
時間・サイクルタイム・数量からOEEと各稼働率