説明

OEE計算のよくある質問|単位・丸め・集計範囲

ゼロの扱い、百分率の上限、端数処理と集計の条件を確認する。

このアプリで計算する

時間・サイクルタイム・数量からOEEと各稼働率

0を入力できる項目はどれか

停止時間と不良数量は0を入力できる。全て不良だった場合も、加工数量が正であれば良品率と設備総合効率は0になる。一方、負荷時間・基準サイクルタイム・実際サイクルタイム・加工数量は正の値を入力する。

加工数量が0なら良品率の分母が0になり、停止時間が負荷時間と同じなら性能稼働率の分母が0になる。このアプリでは便宜的に総合効率0を表示せず、入力の確認を促す。空欄を0とみなす処理も行わない。数量は整数とし、計算で正確に扱える桁数の範囲を超える値は入力できない。

稼働率が100 %を超える条件はどう扱うか

基準サイクルタイムより実際サイクルタイムが短ければ、速度稼働率が100 %を超える。実際サイクルタイム×加工数量が稼働時間を超えれば、正味稼働率も上限を超える。本アプリはこれらを入力条件の不整合として扱い、計算結果を表示しない。実測値を上限に切り詰めることもしない。

その場合は単位、集計期間、個数とサイクルの対応を確認する。基準能力を上回る実績が事実なら、設備の基準サイクルタイム自体を見直す必要がある。この制限はアプリが採用した適用範囲であり、公表問題で数値上限が指定されたという意味ではない。

実際サイクルタイムを変えるとOEEも変わるか

他の5項目を固定すると、性能稼働率の式では実際サイクルタイムが約分され、総合効率は変わらない。ただし速度稼働率と正味稼働率への分かれ方は変わるため、実際の加工時間を測った値を使う。表示は全て小数第1位にそろえ、内部の計算値は丸めない。これは本アプリの表示方針であり、出典に丸め規定があるわけではない。

複数品種をまとめたい場合、基準時間の異なる製品の個数を単純に合計して、1つのサイクルタイムで計算することはできない。まず同じ基準で計算できる設備・品種・期間ごとに分ける。また、設備総合効率は時間稼働率だけを表す指標ではないため、社内の「稼働率」「可動率」の報告項目と比較する際は式と分母を確認する。

出典

このアプリで計算する

時間・サイクルタイム・数量からOEEと各稼働率