1行に「断面・長さ・本数」を書きます。
書き方の例
木拾いの表の1行を、そのまま1行に書きます。まとめて貼り付けてもかまいません。右の数は、その行の1本の材積です。
| 書き方 | 読み方 | 1本の材積 |
|---|---|---|
| 105角 4m 10本 | 105 mm 角の柱。長さ 4 m を10本 105×105 mm × 4 m × 10本 | 0.0441 m³ |
| 120角 3m 4本 | 120 mm 角。長さ 3 m を4本 120×120 mm × 3 m × 4本 | 0.0432 m³ |
| 105×240 4m 2本 | 平角(梁)。2辺を mm で 105×240 mm × 4 m × 2本 | 0.1008 m³ |
| 45×105×3000 20本 | 3つ目の数は長さ(mm) 45×105 mm × 3,000 mm × 20本 | 0.0142 m³ |
| 3寸5分角 13尺 6本 | 寸の正角と尺の長さ 3寸5分角 × 13尺 × 6本(3寸5分=106.1 mm・13尺=3.939 m) | 0.0443 m³ |
| 4寸×8寸 2間 1本 | 寸の2辺と間の長さ(1間=6尺) 4寸×8寸 × 2間 × 1本(4寸=121.2 mm・8寸=242.4 mm・2間=3.636 m) | 0.1069 m³ |
| 105角 L=4000 8本 | 「L=」の数は長さ(mm) 105×105 mm × 4,000 mm × 8本 | 0.0441 m³ |
| 柱 杉 105角 3m 30本 | 樹種と部位の字はそのまま 105×105 mm × 3 m × 30本 | 0.0331 m³ |
見本の4行(105角 4m 10本・3寸5分角 13尺 6本・105×240 4m 2本・45×105 3m 20本)を全部足すと、材積は 1.1920 m³、石数は 4.2836 石、本数は 38本です。
書き方の決まり
- 断面: 「105角」は 105 mm × 105 mm の正角です。2辺が違う材は「105×240」のように mm で書きます。寸で書くときは「3寸5分角」「4寸×8寸」「5分×4寸」、cm なら「10.5cm角」と書きます。
- 長さ: 「4m」「3.65m」は m、「13尺」「13尺5寸」は尺、「2間」は間(1間=6尺)、「L=4000」「4000mm」は mm です。断面の後ろに3つ目の数を書いたとき(45×105×3000)は、その数を mm の長さと読みます。
- 単位の無い長さ: 100 以上の数は mm と読みます。「105角 4」の 4 のような小さな数は、m なのか尺なのか分からないので読みません。単位を付けて書き直してください。
- 本数: 「10本」「20枚」と書きます。本数を書かない行は1本で数え、行の下にそう書きます。
- 1行に1種類: 断面・長さ・本数が2つずつある行は読みません。種類ごとに行を分けます。
- そのまま書いてよい字: 樹種(杉・桧・米松)、部位(柱・土台・梁・垂木)、階(2階・1F)、英字の付いた等級や番号(E95・No.3)。計算には使いません。
- 全角の数字、「x」「X」「*」の掛ける記号、「4,000」のような3桁ごとの区切りも読みます。行の中に単価(@65000・65000円)を書いても使わないので、単価は下の単価の欄に打ちます。
読めないときの一言
読めない行は合計に入れず、行の下に理由を出します。よく出る一言と、その原因です。
| 書いた行 | 出る一言 | 原因 |
|---|---|---|
| 105 4m 10本 | 断面が読めません。例: 105角・105×240・3寸5分角 | 断面の数が1つだけ(105角 と書く) |
| 105角 10本 | 長さが読めません。例: 4m・13尺・2間・4000(mm) | 長さが無い(4m・13尺のように書く) |
| 105角 4 10本 | 長さの単位が分かりません。m・尺・mm を付けてください | 4 が m か尺か分からない |
| 105角 4m 10 | 数が多くて読めません。本数は「10本」と書きます | 最後の数が本数か分からない(10本と書く) |
| 105角 4m 2.5本 | 本数は1から99,999までの整数で書いてください | 本数が整数でない |
長さが無い行には、その行の下に長さ(m)の欄が出ます。字を直さずに、欄に長さを打っても計算できます。