規格の幹周は m で示し、定めた寸法値は最低値です。所要の寸法以上なら適合です。
幹ごとの周長から幹周(総和の70%)と樹高の判定
寸法の表示単位
平成8年の通達の規格基準(案) 6)(寸法の表示単位)は「樹高(H)、幹周(C)、枝張あるいは葉張(W)はいずれもメートルで示し」、決まった階級の寸法値を使うとしています。高木の幹周の階級は 0.10・0.12・0.15・0.18・0.21・0.25・0.30・0.40・0.50・0.60・0.70・0.80 m です。C 0.25 は 25 cm、C 0.15 は 15 cm です。
このアプリは、幹ごとの周長を cm で入力し、所要の幹周は設計図書のとおり m で入力します。計算結果の幹周は cm と m の両方で表示します。
寸法値は最低値
平成8年の通達の規格基準(案) 7)(品質及び寸法値の判定)は「この規格で定める寸法値は、最低値を示している。従って、当該規格に適合するものは、定められた寸法値以上を有するものとする」としています。鳥取県の土木工事共通仕様書も「設計図書に示す寸法は、最低値を示すものとする」としています。このアプリは、幹周が所要の幹周以上なら「○ 適合」と表示します。
株立ち物の寸法
平成8年の規格基準(案)の寸法規格表(別表-2)には、同じ樹種の単幹の行とは別に、株立ち物の行があります。例えばアカシデの株立ち物は、樹高 3.0 m で幹周 0.15 m、3.5 m で 0.21 m、4.0 m で 0.25 m です。株立ち物の幹周も、各幹の周長の総和の70%で比べます。
所要の幹周に要る周長の総和
幹周 = 周長の総和 × 0.7 なので、所要の幹周を満たすには、周長の総和が「所要の幹周 ÷ 0.7」以上必要です。割り切れない値は小数第2位までを示し「…」を付けました。
| C(m) | C(cm) | 周長の総和(cm) |
|---|---|---|
| 0.10 | 10 | 14.28… |
| 0.15 | 15 | 21.42… |
| 0.21 | 21 | 30 |
| 0.25 | 25 | 35.71… |
| 0.30 | 30 | 42.85… |
| 0.40 | 40 | 57.14… |
例えば C 0.25 m では、周長の総和が 35.71… cm 以上必要です。周長を cm の整数で測るなら、総和が 36 cm(山梨県の例題と同じ)なら幹周 25.2 cm で適合、35 cm なら幹周 24.5 cm で不適合です。
出典
幹ごとの周長から幹周(総和の70%)と樹高の判定