流出係数・降雨強度・集水面積から、合理式で雨水流出量 Q を求めます。
合理式の雨水流出量
流出係数 f
流出係数 f は、流域の地被・植生・形状・開発状況などを勘案して決める係数です(中部地方整備局 砂防施設設計要領)。0 より大きく 1 以下で入力します。
例: 岩手県治山事業技術細則の表-1 は、森林・浸透能普通母材・斜面で 0.45。平成16年国土交通省告示第521号は、宅地 0.90・山地 0.30・林地、耕地、原野など 0.20 です。
土地の区分が混ざるときは「加重平均」の画面で、区分ごとの面積から f を求めます。中部地方整備局の要領は fp(ピーク流出係数)、下水道の資料は C と書きます。
降雨強度 r
洪水到達時間内の降雨強度(mm/h)です。岩手県の細則は「洪水到達時間内の雨量強度」、中部地方整備局の要領は「洪水到達時間内の平均雨量強度」と書きます。
地域の降雨強度式(確率年ごと)に洪水到達時間 t を代入して求めます。例: 八千代市の指針の I = 5000 ÷ (40 + t)(5年確率)は、t = 7 分で 106.38 mm/h です。
入力できるのは 500 mm/h までです(入力の誤りを止めるための上限で、基準の値ではありません)。
集水面積 A(ha)
雨水が集まる範囲の面積です。岩手県の細則は集水面積、中部地方整備局の要領は流域面積、八千代市の指針は排水面積と書きます。
単位は「詳しい設定」で ha・km²・m² から選びます。1 km² = 100 ha、1 ha = 10,000 m² です。
流域面積 200 km² 以上や、流出量の時間変化(ハイドログラフ)が要る場合は、単位図法・貯留関数法などを用いることが適当です(岩手県治山事業技術細則 7-5)。
面積は ha
流出係数 f、降雨強度 r、集水面積 A を入力すると、雨水流出量 Q を計算します。
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