電線管をサドルやハンガで固定する間隔の決まりです(管の種類ごと)。
公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和7年版(国土交通省)では、管をサドルやハンガなどで支持する間隔を次のように決めています。
- 金属管 … 2m 以下。管とボックスなどとの接続点と、管端に近い所も固定する(2.2.3)。
- 合成樹脂製可とう電線管(PF管・CD管) … 隠ぺい配管は 1.5m 以下、露出配管は 1m 以下。管相互の接続点の両側・管とボックスなどの接続点・管端に近い所で固定する。コンクリートに埋め込む管は、1m 以下の間隔で鉄筋に結束する(2.3.3・2.3.4)。
- 硬質ビニル管(VE管) … 1.5m 以下(2.4.3)。
- 金属製可とう電線管 … 1m 以下。垂直に敷設して人が触れるおそれのない場合や、施工上やむを得ない場合は 2m 以下にできる。管端から 0.3m 以下の所でも固定する(2.5.3)。
電気設備の技術基準の解釈 第158条(合成樹脂管工事)も、管の支持点間の距離を 1.5m 以下とし、支持点を管端・管とボックスとの接続点・管相互の接続点のそれぞれの近くに設けるとしています。地震に備える耐震支持は別の決まりです(同じ仕様書の 2.1.13)。官庁施設以外の工事では、その工事の仕様書と内線規程を確かめてください。
出典
- 公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和7年版(国土交通省)第2編 第2章 第2節〜第5節(支持の間隔)・2.1.13(耐震施工)
- 電気設備の技術基準の解釈(経済産業省)第158条 合成樹脂管工事