説明

軸受の寿命計算の使い方

カタログの基本動定格荷重と使用条件を入力して、基本定格寿命を確認する。

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定格荷重・等価荷重・回転速度から基本定格寿命

入力する値

最初に玉軸受ところ軸受を選択する。転動体の種類で寿命指数が変わるため、外形や軸径だけで判断せず、メーカーの品番と軸受形式を照合する。玉軸受には深溝玉軸受など、ころ軸受には円筒ころ軸受などがある。

基本動定格荷重 C は、使用する軸受の寸法表から確認する。静止状態の負荷能力を表す基本静定格荷重 C₀ と取り違えない。ラジアル軸受なら Cr、スラスト軸受なら Ca に対応する値を使う。

動等価荷重 P は、実際の荷重条件に対応する値を別途求めて入力する。軸に作用する力をすべて合計した値や、設備全体の重量をそのまま使うものではない。ラジアル荷重とアキシアル荷重が併存するときは、その軸受形式に対応するメーカーの計算方法を確認する。

荷重の単位を合わせる

初期設定の荷重単位は kN。「詳しい設定」で N に変更できる。C と P には必ず同じ単位を使う。30 kN と 3 kN は、30,000 N と 3,000 N に対応し、荷重比と寿命は同じになる。単位を変更しても入力値は換算されないため、両方の値を確認する。

回転速度 n は毎分の回転数で、単位は min⁻¹。時間単位の寿命を求めるため、回転速度も必須となる。停止中の静荷重による検討はこの計算の対象外。

計算結果の読み方

主結果は基本定格寿命 L10h の時間。「計算の内訳」に、百万回転を単位とする L10、寿命係数 fh、速度係数 fn、荷重比 C/P と式を表示する。いずれも入力した一定荷重・一定回転速度に対応する値で、使用済み軸受の残存寿命を直接表す値ではない。

出典

NTN A-17 の記号と単位、NSK の基本動定格荷重・荷重の大きさと寿命を参照。

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